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事例-DV

女性総合法律事務所ラレーヌビクトリア

Case1~夫から~

C子さんは結婚3年目。結婚前の1年間の同棲期間中から夫はC子さんが実家にちょっとでも帰ろうとすると怒鳴ったり物に当たったりしてC子さんが実家に帰ることを妨害していました。

結婚後、夫の暴力は物に当たっていた間接的なものからエスカレートし、遂にC子さんは直接暴力を受けるようになりました。
暴力のきっかけは本当に些細なこと。例えば、夫がお腹がすいたと言うのでC子さん食べ物を探しましたがたまたまありませんでした。
すると夫はC子さんの胸ぐらを掴み「何で買っとかないんだ!」と大声で怒鳴り髪の毛を掴んで廊下を引きずり、C子さんを玄関に放り出しました。
さらに、夫は目の前の飾り棚に置いてあった花瓶を壁に投げつけ、花瓶は割れて破片が3歳の子どもの額に当たり額から出血しました。

C子さんは救急車を呼おうとしましたが、夫は「呼ばんでいい」と言って電話機の前に仁王立ちし、119番通報を妨害しました。そしてテレビのリモコンをC子さん目がけて投げつけてきました。
リモコンはC子さんの左目に当たりC子さんの目は腫れ上がりました。
額から出血するわが子を見て子どもの命の危険を感じたC子さんは、夫の隙 を見て子どもを抱えて家から脱出し、タクシーで実家に行き、両親と一緒に 病院へ行き、帰りに警察署へ行きました。

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Q、病院に行った時どんなことに注意したらいいですか?

夫の暴力によって自分と子どもが怪我をしたと明確に医師に説明し、医療記録に夫の暴力について記載してもらいましょう。

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Q、警察署に行った時どんなことに注意したらいいですか?

怪我した部位を写真撮影してもらい証拠化してもらいましょう。
警察に相談をしたことは、のちに裁判所に配偶者保護命令を出してもらう場合の要件になります。
夫から暴力を受けて怪我をしてのもとに戻れば命の危険があることを明確に警察官に訴え、相談記録に残してもらいましょう。このような手続きを踏んでいれば、通常、夫が捜索願を出しても却下されることになります。

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Q、次にどうしたらいいですか?

なるべく早く弁護士に相談し、配偶者保護命令の申し立てをしてもらいましょう。
この命令を得ることにより、向こう6か月間、夫を自宅から退去させたり、子どもや(DVの被害者である)母親の両親に接触できなくさせたりすることが可能になりますので落ち着いて生活に必要な荷物を運び出すことができ、子どもたちとの新しい生活環境を整えることが可能になります。

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Q、せっかく家を出たのに、夫に新しい転居先を知られることはない?

警察も弁護士も、転居先を夫に知らせることはありません。
配偶者保護命令、その後の離婚調停、離婚訴訟などの法的手続を執る場合、弁護士事務所の所在地を代替住所地として手続を行うことが可能になります。

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Q、離婚するにはどうしたらいい?

まずはお子さんを連れて避難して環境を整える必要があります。

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Q、荷物をまとめる時間もありません。

弁護士に依頼して配偶者保護命令を申立ててもらい,裁判所に配偶者保護 命令を出して貰いましょう。
(このような法的手続を執る時のために予め診断書等の証拠を収集されることをお勧めします
6ヶ月間夫は自宅に近づけなくなり,子どもたちを連れ去ろうとする夫の言動があった場合には子どもたち,A子さんの両親にも夫は6ヶ月間近づけなくなります。
配偶者保護命令によって荷物を運び出すことができました。

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Q、知人宅に身を寄せたいのですが夫に住所を知られずに離婚できますか?

離婚調停を申し立てる際に,事情を説明した文書を添えて住所秘匿若しくは代理人弁護士の 事務所住所などの代替住所で手続を執ることが可能です。

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相談のご予約は、お気軽にお問合せください。093-563-0510。毎週土曜日 AM9:15~PM11:45・PM13:15~PM4:30

当事務所では電話でのご相談も受付ております。

遠方で行けない,子どもから目が離せない,夫が監視しているので法律事務所に行くのが難しいなど,
様々な理由で法律事務所へお越しいただくことが 難しい場合があります。
当事務所では電話での法律相談も承っております。

<注意事項>

  • お電話でのご相談ですが初回無料、二回目以降は45分3,000円(税抜)となっております。
  • ご相談前日までに指定口座へのご入金していただくことになっておりますのでご了承願います。
  • ご相談開始時に,ご住所,御連絡先を伺いますのでご了承願います。

女性の立場に立ってご一緒に問題解決に当たっていきますのでまずはお気軽にご相談ください。
弁護士費用についても分かり易く説明させていただきますのでお気軽にご相談ください。

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