弁護士ブログ
女性総合法律事務所ラレーヌビクトリア
大粒の涙
相談室の備品としてティッシュを増やしました。
なぜなら、ラレーヌビクトリアにご相談にお見えになった方は皆さん涙を流されるからです。
「私の方がおかしいのでしょうか・・・」相談にお見えになった方々はみなさんこう言われます。
夫やパートナーによる長年のDVにより、本来の自分の考えが歪められているのです。
わずかに残っていた自分の本来の感覚について、正しいかどうかを私にお尋ねになります。
私は「あなたがおかしいのではありません。相手がおかしいのです。」とお伝えします。
その瞬間、皆様大粒の涙を流されます。
弁護士だからといって、全ての弁護士がDVやセクハラを理解してくれるとは限りません。弁護士も人間ですからそれまで歩んできた人生は皆違います。
一人の弁護士に相談したけどダメだった・・・そんなご経験をされた方がいらっしゃれば諦めずにご相談を継続されることをお勧め致します。
何より、ラレーヌビクトリアにたどりついていただきたいと願っています。
ラレーヌビクトリアにたどりつかれるご相談者は、既に複数の弁護士に相談されてきている方が比較的多いです。
信じられない現実ですが「赤線の時代に比べたら,お尻触られたとかいうのはたいした話じゃない。売春するために女性がいっぱい立っている。お尻触られたとか言うならそっち(売春)をなんとかせい。横山ノック事件も,そんなのいっぱいありよる。どこにでもある話じゃ。」と女性蔑視の極みとも言える発言をする弁護士も残念ながら存在します。
どうかお一人でも多くの女性に、ラレーヌビクトリアにたどりついていただきたいと思います。
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